【認知症・介護費用対策協会の日記Vol.2】

ファイナンシャルプランナーとして、日々お客様のご相談にのらせていただいております。

【先日の父とのふとした会話】

先日、うたた寝してるのかなと、

父の顔を覗きこんだら、目はしっかり開いていて私にむかって「オオカミのアシでもいいんじゃないか」
と言いました。

私「(・・;)」

父「トリのアシでもいいけれど、あげるんだったら」

私「…うん(鶏の足を揚げる?=フライドチキンの話?)そ、そうだね…」

こんな会話をしたあとは、何となく父の瞳が遠くに行ってしまうような感覚。

こんなドキッとする会話になる前に、やっておかないといけないことがあります!

【家族が認知症になった時の為に】

もし家族が認知症介護になった場合かかる費用はどうやって賄えばいいのかを家族(親やパートナーに)確認することです。例えば親が認知症になったら、家に1人にしてはいられなくなってきます。
24時間家族の誰かがみているわけにもいかず、ヘルパーさんの付き添いが必要になることがふえて、やはりお金がかかります。

【親の介護費用について】

この場合の介護費用は、親自身が本来負担するところですので、親の預金から費用を支払うことになります。認知症になると口座を凍結されてしまうという話、最近よく耳にしませんか?銀行によっては、親名義の口座のカードを、もう一枚『代理人カード』として作ることができます。

※親、本人が銀行で代理人を指定して作ることができます。親が認知症になったら、介護になったら、親のキャッシュカードで預金から引き出そうと考えがちですが、トラブルにつながることがありますので、、親御さんがお手続きできるうちに、『代理人カード』は作っておくと便利です!必要なときがくるまでは、親御さんご自身が管理しておけば勝手に引き出される心配も無用です。

【親とお金の話をするにあたって】

親にお金の話ができない、、とおっしゃる方が多くいらっしゃいますが、
日頃のコミュニケーションが解決すると、
私は感じます。親にできないことが増えていくことを、
身近に感じて関わりをもつうちに、
大事な話こそしようと思えるようになり、
親からも話してくれるようになりました。

というわけで、もっともっと話をきいて
父とオオカミのアシの話が軽妙にできるといいかなと^_^

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

ファイナンシャルプランナー清水真紀